なつかし玩具回想堂 ~おもちゃ箱から取り出して~

ブログ主が子供の頃に流行ったおもちゃをのんびり語っていきます

親父の子供時代のおもちゃについて

ども!スルメーカーです。
我ながら変態ちっくな変な名前です 汗。

さて、懐かし玩具の話ですが、今日は親父の年代の懐かし玩具の紹介を。
僕の親父は60歳なんですが、最近一緒に飲む機会があって二人で痛飲しました。

その話の中で出てきたのは「今のおもちゃには夢がない!」と言うことでした。
いやいやいや、親父の世代のおもちゃなんか、まさにおもちゃレベルで子供騙しのようなものばっかりだろ!と反論しましたが、逆に色々を諭される結果に。

親父曰く、

・娯楽の少ない時代に登場したおもちゃは、それだけで衝撃ものだった。
・野球盤、テレビゲーム(テニス)、超合金のトラック野郎?など画期的なおもちゃが続々登場した時代だった。
・確かに今のおもちゃと比べるとレベルが低いが、手にした時の感動は今でも忘れられない。

と言うことでした。

これって時代背景が大きく影響してんじゃないの?
今の時代は、確かにものが溢れているし、何か新しいものが欲しいって強烈に思うことも少ないよね。
つまり、新しいおもちゃを手にした時の感動やインパクトが薄くなっているってこと。

それに比べて親父が子供だった時代は、今よりものが少ないし、素朴な時代だったんだろね。
だから、ちゃっちいおもちゃでも、すげえ感動があったってわけ。

でもその親父の話を聞いて、ちょっと羨ましくも感じたな。
だって、どんなにしょぼいおもちゃでも、手に取った時の感動は今とは比べ物にならないくらい嬉しかったかもしれないしね。

ちなみに親父が一番好きだったのは、空気銃らしい。
トンボやカエルを狙い撃ちしていたそうで、どんだけ野蛮なんだよ!
今の時代にそれやると、かなり大問題になるんじゃないの?
未開の国に住んでたのかっ!って思ったけど、当時はみんなそんな感じだったらしい。

考えてみると、今の日本は文化の過渡期に差し掛かっているのかもね。
例えば、昔は当たり前に出していた年賀状も、最近は減っているって言うしね。
僕は今でも年賀状を出してるけど、手を抜いてネット印刷で年賀状を頼んでいるしね。

親父が小さい頃は、100枚くらい全部手書きで書いてたらしいよ。
しかも1枚1枚違う内容で。
は?バカじゃね?って思ったけど、言ったら殴られそうだったんで興味なさそうに「ふ〜ん」って相槌だけ打ったけど、昔と今じゃあ、全然違うね。
と言っても数十年前の話なんだけどね。

話をおもちゃに戻すと、空気中だけじゃなく、野球盤にもハマったそうで。
野球盤って今でもあるよね?でも親父の時代は熱中したそうだよ。消える魔球?とか言ってた。
なんのことかよく分からなかったんだけど、親父と同世代の人は分かるんだろうな。

まあ何が面白かったかって言うと、昔のおもちゃの話をしている親父の楽しそうなこと!笑
子供に戻ったみたいだったし、なんと言うか一気に親近感が湧いたと言うか、我が親ながら「かわいい」とも思ったりして。
おもちゃの話で、ぐっと親父との距離が縮んだ気がしたのが、何よりの収穫だったかな。